施工の工程
工程
1基礎・砕石転圧
地盤調査の結果、問題ないと判断されればすぐに着工します。改良が必要と判断された場合には、状況に応じた地盤改良工事が実施されます。
2捨てコン・防湿シート
現場では敷地図・配置図通りに位置や高さ、水平などが決定され、地盤の掘削が開始されます。その後、砕石が敷き詰められ、機械加圧によって締め固められていきます。そして捨てコンクリート(今後の作業のためのガイド)が打設され、その上に防湿シートが敷かれます。
3配筋工事
配筋は基礎の要となる重要な作業です。捨てコンクリートに記された墨を頼りに、加工した鉄筋が組まれていきます。
4耐圧コンクリート打設
配筋の上にコンクリートが打設されます。まずは耐圧コンクリート部分の打設です。ポンプから鉄筋の間にコンクリートが丁寧に充填されていきます。
5立ち上がり・コンクリート打設
耐圧コンクリートが固まり、ホールダウンやアンカーボルトが設置された後は、立ち上がり部分のコンクリートが打設されます。耐圧コンクリート部分の時と同様、型枠の中にコンクリートが充填され、バイブレータによって締め固めが行われます。その後は基礎天端(立ち上がりの上端)部分を、水平にする作業が行われます。
6基礎完成
必要な養生期間を経て、型枠が撤去されます。これで基礎は完成となります。
2018/09/12 |